2017/11/23

TOUR DE ARITA 2017

11月18日19日の2日間、佐賀県の有田町とその周辺エリアをコマ図を見ながら走るクラシックカーラリー「ツールドアリタ」が開催されました。今年で4回目を迎えるこのイベント、今回は19日が長崎県の佐世保市のハウステンボスのスタートとゴール、園内のパレードランも開催され華やかな印象になり楽しめました。主催のTさん、スタッフの皆様、参加者の皆様ありがとうございました。来年も必ず参加したいと思います。

では参加車の中からフランス車の一部をご紹介します。
いつもお世話になっているDさんのD super5 1972y。以前ブログで紹介したami8 1973y、C6もお持ちのシトロエンフリークです。

今回初参加だったPanhard24CT 1964y。日本に輸入されて間もない車両で、シトロエンのそれとは違う野性味のあるエンジンサウンドでした。

これは多分国内で唯一のSIMCA 8 SPORTS BARCHETTA 1938y。今回の参加車で一番古い個体でした。

そして最後に紹介するのが個人的にも大注目だった、AさんのMATRA530SX 1972y。この530SXは日本にて車検取得している4台のMATRA530のうち、唯一のSXとなります。程度も上々で今後も注目していきたい個体です。









2017/11/22

ami危機一髪!

ツールドアリタを3週間後に控えた、10月末amiを動かそうとした所、明らかに今までに無い異音がクラッチ〜ミッションあたりで確認されました。ガリ音なのでこれはちょっと軽傷では無いと思い、以前整備をお願いしていたKさんに連絡するも取れず。そこで以前から知り合いでamiの整備経験もある、Tくんに整備の相談の連絡をすると気のいい返事をもらい、積載車で工場入り。
クラッチのプレッシャープレートが折れたくらいのことと思っていたらなんと、デフのリングギアが欠けていることが判明。これはデフ、もしくはミッションごと手に入れる必要があるとネットで検索するも海外からのミッション購入は古いものと入れ替えかつ高価なので中古を国内で探すことにして、SNSを通じて声を掛けた所、2CVの世界では著名はHさんが中古のミッションを持っていて譲って頂けることに。

お知り合いの方が保管されていてすでに20年以上動かしていないミッションのようでしたが、頑丈に梱包いただき送っていただきました。早速Tくんの工場で降ろしていたエンジンとミッションをドッキング、他にクラッチワイヤー等が悪くなっているとのことで国内手配を試みるも無く、いつもパーツを購入しているドイツのDさんに連絡すると即日発送してくれるということになりすぐにパーツも到着。ちょうど来月が車検だったので車検日の1ヶ月前に無事車検を取得、何とツールドアリタの前日に何とか納車に漕ぎ着けました。

今回はミッションの手配をいただいたHさん、急ぎ整備をしてくれたTくん、ドイツから対応してくれたDさん、そして他にも情報をいただいた皆さんの協力なくしてはこのスピードでの復活はあり得ませんでした。本当にありがとうございました。そしてやはり古い車はいろいろな方々との繋がり、支えがないと長く乗れないのだと改めて実感しました。